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2024/08/22(木)

腰椎に負担のかかる姿勢~臥位・座位・立位~

カテゴリー:YouTube, しびれ, 坐骨神経痛, 姿勢, 椎間板ヘルニア, 脊柱管狭窄症, 腰痛, 院長ブログ

 

腰椎に負担のかかる姿勢~臥位・座位・立位~

 寝るか、座るか、立つか、

 3つの姿勢別の運動療法の習得が必要

 

人間の姿勢は大きく分けると

臥位(寝る)・座位(座る)・立位(立つ)』の3つになります。

腰椎にかかる負担や、脊柱管内部の圧力などは、

それぞれの体の動かし方で変わってきます。

 

立った姿勢では上半身全体を支える腰椎に大きな負担がかかって、

腰を反らせると腰椎の脊柱管内部の圧力(硬膜外圧:脊髄を包む硬膜の外側の圧力)が高まり、神経を圧迫します。

腰部脊柱管狭窄症で腰を反らせると症状が強くなるのはこのためです。

椅子に腰を掛けると脊柱管内部の圧力は下がるものの、

腰椎のお腹側にある椎間板内部の圧力は高まり、

そのまま前屈みになるとさらに大きな圧力がかかります。

椎間板が後方にはみ出て脊柱管を圧迫している場合、この姿勢でも痛みを生じます。

 

臥位の姿勢では脊柱管、椎間板の両方の圧力が下がり、症状が和らぎます。

しかし、背骨はまっすぐな1本の棒ではありません。

横になれば重力を受けた椎骨がわずかにずれて痛むことがあります。

また、仰向け、うつ伏せ、横向きなどの寝姿勢によって脊柱管・椎間板内圧が変動して、

症状は強まったり弱まったりします。

 

 どんな姿勢でどんな動きをしても痛みが出ないようにするためには、

3つの姿勢に応じた運動療法を通じて、これまでの身体の使い方のクセを改める

ことが必要となります。

 

姿勢の変化による椎間板内圧の変化

 

 

 脊柱管狭窄症の原因になっていた身体の使い方のクセを、

運動療法などによって改めていくことで

立って活動するときも、座って作業するときも、横になって眠るときも、

痛みの出ないような身体の使い方を身につけて、

毎日を快適に過ごせるようにしていきましょう!

 

その運動療法などはYouTubeで『整体院カイル』と検索して動画をぜひご覧ください!

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