腰椎圧迫骨折からくる腰痛
腰椎圧迫骨折からくる腰痛
こんにちは!整体院カイル本厚木の宮川です!
今回は腰椎圧迫骨折からくる腰痛についてお話します。
〇腰椎圧迫骨折とは
腰椎圧迫骨折(ようついあっぱくこっせつ)は、腰椎(背骨の腰部分)が圧迫されることで起こる骨折の一種です。
特に高齢者や骨粗しょう症の患者に多く見られますが、外傷や重い荷物を持ち上げた際など、若年層にも発生する可能性があります。
以下に詳しく説明します。
〇腰椎圧迫骨折の原因
骨粗しょう症: 骨密度が低下し、骨が脆くなっているため、軽微な衝撃でも骨折しやすくなります。
外傷: 転倒や交通事故など、大きな力が腰椎に加わることで発生します。
過度の負荷: 重い物を持ち上げたり、不適切な姿勢で負荷をかけた際に起こることがあります。
〇症状
腰や背中の痛み: 急性の場合は突然の激しい痛み、慢性の場合は鈍い痛みが続きます。
動きの制限: 前屈や体をひねる動作で痛みが悪化します。
身長の低下: 複数の圧迫骨折が進行すると、背骨の変形により身長が低くなることがあります。
姿勢の変化: 背中が丸くなる(円背や猫背)ことがあります。
〇診断
医師が以下の方法で診断します
問診と視診: 痛みの場所や強さを確認します。
画像診断: レントゲン、CTスキャン、MRIが用いられ、骨折の有無や程度、神経への影響を評価します。
骨密度検査: 骨粗しょう症の有無を調べるために行います。
〇治療方法
保存療法(軽度の場合)
安静: 特に初期は無理な運動を避けることが重要です。
装具(コルセット): 腰椎を安定させ、骨折部への負担を軽減します。
薬物療法: 鎮痛薬や骨粗しょう症治療薬が使用されます。
手術療法(重度の場合や神経症状がある場合)
椎体形成術: 骨折した部位にセメント状の物質を注入して骨の安定性を回復させます。
椎体後方固定術: 金属製のスクリューやロッドを用いて背骨を固定します。
〇リハビリテーション
骨折後の痛みが軽減した段階で、徐々にリハビリを開始します。
筋力トレーニング: 腹筋や背筋を鍛えて、腰椎を支える力を向上させます。
ストレッチ: 柔軟性を高め、腰椎への負担を減らします。
生活指導: 正しい姿勢や動作を学ぶことで、再発を防ぎます。
〇予防
骨粗しょう症対策: カルシウムやビタミンDを豊富に摂取し、骨密度を保つ。
適度な運動: 骨や筋肉を強化するためにウォーキングや軽い筋力トレーニングを行う。
転倒防止: 家庭内の整理整頓や適切な履物の着用を心がける。
体重管理: 適切な体重を維持し、腰椎への負担を減らす。
腰椎圧迫骨折は早期の診断と治療が重要です。
放置すると痛みが慢性化したり、背骨の変形が進む可能性があるため、
腰や背中に異常を感じた場合は早めに医療機関を受診することをお勧めします。
腰痛や坐骨神経痛でお悩みの方は当院へご相談ください!
厚木市で唯一の【腰痛専門】整体院カイル本厚木
・脊柱管狭窄症
・椎間板ヘルニア
・坐骨神経痛
・慢性腰痛
・ぎっくり腰
・すべり症
厚木市・海老名市・座間市・伊勢原市・平塚市お悩みの方はお気軽にご相談くださ い!
Posted: 1月 16th, 2025 under 院長ブログ.
Comments: none