2024/08/27(火)
脊柱管狭窄症になってしまう4大狭窄体質~①反り腰体質~
カテゴリー:しびれ, 坐骨神経痛, 姿勢, 脊柱管狭窄症, 腰痛, 院長ブログ
脊柱管狭窄症になってしまう4大狭窄体質
~①反り腰体質~
脊柱管を狭める4大狭窄体質が隠れ、体質正しが必要
腰部脊柱管狭窄症の原因は人によりさまざまです。
年齢を重ねることで起こる変化や生まれつきの身体の特徴にはやむを得ないものもありますが、
そのほかに、脊柱管狭窄症の患者さんに共通する「脊柱管の狭窄を招きがちな体質」というべき特徴があります。
その4つを紹介します。
- 反り腰体質:腰椎ばかりを反らせる姿勢のクセ
- 体幹不安定体質:体幹の深部の筋肉(インナーマッスル)が弱く腰椎ばかりが動いて負担がかかる
- 胸椎硬直体質:胸椎が硬く腰椎ばかりが動いて過剰な負担がかかる
- 股関節硬直体質:股関節が硬く腰椎ばかりが動いて過剰に負担がかかる
自分の身体はどの体質に当てはまるでしょうか。チェックしてみましょう!
さらに、これら4大狭窄体質に共通する特徴として、24個の椎骨からなる「背骨全体の動きが硬い」ことがあげられます。
背骨の動きをしなやかに動かすことができれば、どの体質を正すのにも役に立ってきます。
1.神経・血管の圧迫を強める反り腰体質
正せば坐骨神経痛・痺れが改善
脊柱管狭窄症の患者さんには、胸が張れて背筋が伸びた一見「いい姿勢」に見える人が多くいます。
ただよく見てみると腰椎が反りすぎていることが多いものです。
腰椎はもともと少し前弯(前にカーブ)していますが、前弯が強すぎる腰椎が反りすぎた姿勢を「反り腰」といい、
脊柱管の狭窄を起こす原因となります。では、なぜ反り腰は脊柱管狭窄症を起こしてしまうのでしょうか。
【反り腰チェック】
背骨はおなか側の椎間板と、背中側左右にある椎間関節の3点で支えられていますが、
反り腰になると、背中側の椎間関節に大きな負担がかかります。
すると、負担を支えようと脊柱管の背中側にある黄色靱帯が分厚くなったり、
椎骨が変形したりするために脊柱管が狭くなり、血管や神経を圧迫してしまいます。
また、神経が左右に枝分かれする出口部分の椎間孔が狭くなり、神経根が圧迫されることでも
坐骨神経痛やしびれの症状が出てしまいます。
誰でも加齢に伴い椎間板の弾力は減りますが、それを補って背骨を支えるために、黄色靱帯が分厚くなっていきます。
そこに反り腰体質が加わると、黄色靱帯がたわんでさらに分厚くなることで脊柱管を圧迫するため、
脊柱管が狭くなり、坐骨神経痛やしびれが起こりやすくなってしまうのです。
「反り腰体質」を正すカギは骨盤です。
「骨盤」と腰椎は仙骨(骨盤中央の平らな骨)を介してつながっているため連動し、
骨盤後傾→腰椎が丸まる
骨盤前傾→腰椎が反る
つまり、反り腰体質の人は、骨盤を後傾させれば腰椎の反りを弱めることができるのです。
反り腰体質には、骨盤を後傾させる施術、エクササイズなどが必要になってくるのです。
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