2024/08/31(土)
脊柱管狭窄症になってしまう4大狭窄体質~②体幹不安定体質~
カテゴリー:院長ブログ
脊柱管狭窄症になってしまう4大狭窄体質
~②体幹不安定体質~
体感不安定体質を改善させると
すべりや側弯に伴う間欠性跛行も和らぐ
「筋肉」というと、まず何を思い浮かべるでしょうか。
ボディビルダーの力こぶや板チョコのように6つに割れた腹筋などを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
しかし、筋肉は力こぶのように動きが見えるものばかりではありません。
身体の深いところにあり、表面からは存在を確認できない「深部筋(インナーマッスル)」といわれる筋肉もあります。
腰椎は、ほかの骨とつながっていない1本の柱で、それだけでは不安定な部位です。
そんな腰椎を安定させる役割を果たしているのが体幹の筋肉で、中でも重要なのが身体の深いところにある
「体幹深部筋」です。体幹深部筋のうち腹横筋は、体幹の最も深いところにあって背骨に付着し、
そこからおなかを取り巻くようにつく筋肉です。
【腹横筋】 【多裂筋】
腹横筋が収縮すると、腹圧(腹腔内の圧力)が高まり、コルセットの働きをして腰椎を安定させてくれます。
多裂筋は首から仙骨(骨盤中央の平らな骨)まで1つ1つに直接付着し、
背骨がどんな動きをするときも寄り添うように動き、安定をもたらします。
運動不足や加齢で筋力低下をするのは腕や脚だけではありません。
腹横筋や多裂筋といった体幹深部筋も衰えるのです。
体幹深部筋の働きが悪くなり支えが弱まると、腰椎は安定性を失いグラつくようになって、
腰椎すべり症や変性側弯症を引き起こしてしまいます。
すべり症や側弯によって脊柱管や椎間孔が狭くなれば脊柱管狭窄症となり、足腰の痛みやしびれ、間欠性跛行も現れてきます。
このような「体感不安定体質」を正すカギは、
体幹深部筋をうまく働かせる身体の使い方を身につけることです。
身体の表面から確認できない筋肉を動かすのは難しそうに感じるかもしれませんが、
例えば、息を吐いておなかがへこむとそれだけで腹横筋は収縮します。
また、筋力は落ちても筋肉は消えてなくなるわけではありません。
ちょっとしたコツさえ掴んでしまえば筋肉は目覚め、しっかりと働きはじめます。
体感不安定体質には体幹深部筋を働かせる施術、エクササイズが必要となってきます。
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