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2024/04/19(金)

【腰椎すべり症】どんな疾患なの?手術した方が良いの?変性すべり症・分離すべり症について解説

カテゴリー:すべり症, 坐骨神経痛, 女性の腰痛

 

【腰椎すべり症】どんな疾患なの?手術した方が良いの?変性すべり症・分離すべり症について解説

今回はすべり症について解説していきます。

特に女性多いと思います。腰椎すべり症で足に痺れが出ている方。

 

こちらでは腰椎すべり症とはどういう疾患なのか。手術は必要なのかについて話していきます。

 

腰椎すべり症とは

腰椎は全部で5つあって本来であれば綺麗に並んでいます。

椎間関節や靭帯などで留まっているため、外力が加わってもズレたりすることはありません。

しかし、椎間関節が壊れてしまったり、椎間板が変性してしまっていると骨同士がズレてしまうことがあります。

この骨がズレてしまうこと自体でも痛みが起こりますが、背骨の中には神経が通っているので、骨同士がズレることで神経の通り道が歪になります。

神経が圧迫を受けると足にかけてのしびれの症状がでるようになります。

前方すべり症と後方すべり症がありますが、ほとんどが前方すべり症です。

腰椎すべり症の原因

腰椎すべり症の原因には大きく分けて2種類あります。

分離すべり症

これは分離症が原因となるものです。

10代の成長期に激しくスポーツをしていることが原因となって起こります。

成長期の骨は柔らかいです。腰に捻りや過度の反りの力が加わることでミシミシとストレスが加わります。

骨が弱い時期に腰にストレスが加わることで最初は腰痛がでます。

それでも我慢してスポーツを続けてしまうと腰椎の椎弓という部分で疲労骨折が起きていきます。

これを治療せずに放置してしまうと疲労骨折したままの状態になってしまいます。

この疲労骨折は成長期のうちに発見して固定しないとくっつかないという特性があります。

大人になってから発見した場合はもう自然にくっつくことはありません。

これがくっつかずに大人になっていった場合に腰椎が固定されていない状態になるのですべり症が起こる可能性があります。

 

変性すべり症

そして最も多いのがこの変性すべり症です。

中高年の女性で多い傾向があります。

先ほどの分離すべり症のように腰椎に疲労骨折がない状態でも、加齢的な変性によって椎間板や靭帯が変性し背骨がズレてきたものです。

背骨は靭帯や上下に存在する椎間板などによって固定されていて本来であればズレません。

これらの支えている組織に変性が起きると支える力が弱まります。

女性に多く、特に閉経の頃に多く発症します。

これには女性ホルモンの影響があるとされています。

女性ホルモンの減少により骨密度が減ります。これによって腰椎の形が変形することで、すべり症が起こりやすくなります。

背骨がすべるようにズレてきてしまうのです。

この変性すべり症は第4腰椎に多く発生します。

この変性すべり症は分離すべり症よりも脊柱管内の神経を締め付けやすいとされています。

 

腰椎すべり症の症状

⚪︎分離すべり症の症状

分離すべり症の症状はまずは腰痛がでます。特に腰を反らす動作において症状がでます。

脊柱管は狭くなりにくいので、足へのしびれと痛みは出にくいです。

 

⚪︎変性すべり症の症状

腰痛、下肢痛、脚のしびれがでます。

そして間欠性跛行がでます。この症状は脊柱管狭窄症においても出現する症状です。

立ったり歩くと症状がでて、座ったりしゃがむことで回復します。そしてまた歩けるようになる。

これが間欠性跛行です。

このように変性すべり症は脊柱管狭窄症に似た症状となります。

変性すべり症が起こりやすい第4腰椎は馬尾神経が通っているので、これを圧迫することで膀胱直腸障害や会陰部の感覚障害、足の火照り・冷感が出ることがあります。

腰椎すべり症の手術の適応

手術の適応ですが、基本的にはまずは保存療法を試してみることになります。

それでも一向に改善しないようであれば手術を検討することになります。

手術では神経への圧迫を取り除き、グラグラ状態の不安定な背骨を固定することが行われます。

ただ手術の絶対適応というものがあります。

このような症状が出ていたらすぐに手術ということです。

それは馬尾症状です。

・両足にしびれ、冷感、灼熱感

・足裏の感覚異常(足裏がざらざらするとか)

・足の麻痺、脱力(力が全く入らずだらんとする)

・膀胱直腸障害(排尿、排便がうまくいかない)

・サドル型感覚異常(自転車のサドルに当たる部分の感覚がない)

このような絶対適応でないのであれば、まずは保存療法という形になります。

保存療法で改善しないのであれば、その後は本人がどうしたいのかによります。

日常生活は問題ないけど、それ以上に趣味のゴルフや登山をしていきたいという希望があるのであれば手術をするのが良いかと思います。

別にそういった負担のかかる運動などはしないというのであれば、手術は焦らずに長い目でみて保存療法を継続していくのが良いでしょう。

こちらの動画でも詳しく解説を行なっております。ぜひご覧ください。

 

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