2021/07/26(月)
『仙腸関節』の動きとは!?
カテゴリー:AKA療法, ぎっくり腰, しびれ, すべり症, 仙腸関節痛, 分離症, 女性の腰痛, 相模大野, 脊柱管狭窄症, 腰痛, 院長ブログ
〜仙腸関節は動くのか?!〜
まず仙腸関節について簡単に解説します。
仙腸関節とは、背骨の下の方にある仙骨という骨が、骨盤の左右の腸骨と組み合わさってできている関節です。仙骨の「仙」と腸骨の「腸」の頭文字をとって仙腸関節と名付けられました。
そして仙腸関節は動かない関節と言われてきましたが、実際には仙腸関節は『ほんの少しだけ』動きます。
ほんの少しってどのくらい?っていうと1ミリないくらいです。
なので外から見てわかるものではありません。
〜仙腸関節の動き〜
具体的にどう動くのかというと、仙骨が前に回転(前傾)したり後ろに回転(後傾)したりします。
ですがこれは骨(コツ)運動といって自分で動かせる運動のことを言います。
骨運動とは逆に自分の意思で動かすことのできない運動のことを副運動と言います。
仙腸関節の副運動とは、『離開』と『滑り』です。
簡単にいうと、関節の隙間を拡げたり、関節の隙間をスライドさせて動かす動きのことです。
(離開) (滑り)
この副運動を使って仙腸関節を動きをだし、関節の動きの悪さやひっかかりをとるのがAKA療法です。
仙腸関節の副運動はとても小さい動きになるので、この動きがわかるようになるまでには相当な時間と鍛錬が必要になってきます。日本でも習得される先生はとても少ない印象です。
当院では今回ご紹介したような仙腸関節の運動を調整するAKA療法を用いた施術もおこなっております。
「歩いた時に痛い」
「腰の下の方が痛い」
「産後から痛みが出ている」
「座っていると痛む」
「お尻から太ももにかけて痛む」
などの症状がありましたら、AKA療法にて改善する可能性があります。
ぜひお気軽にご相談ください。